まだ、収束には時間がかかりそうな新型コロナ
ヨーロッパの5000人の罹患した人のデーターからこんなことがわかりました
①女性より男性の方が重症化しやすい
②血液型でA型が重症化しやすい
③O型は重症化しにくい、B・AB型はかわらない
といったデーターがでました
ほかにも、武漢から、過去データでわかったことでは
④喫煙者は、非喫煙者より重症化しやすい
⑤喫煙は、電子タバコ、水タバコも同様
⑥花粉症やアレルギーは重症化リスクにはなりにくいが感染しやすくなる
⑦高齢者が重症化しやすい
⑧高血圧・糖尿病・慢性肺疾患などがあると重症化しやすい
などです
⑨また、若くなればなるほど、軽症〜無症候が増えるという傾向がありますが、
同時に、若くなればなるほど、だ液1ml中のウィルスの量が多くなるといった研究も出てきています。
40〜50代の発症した患者さんのウイルス量と、10歳以下の無症状の子供ウィルス量を調べると、
なんと千倍〜1万倍くらい子供の方が多いようです。
新型コロナはただの風邪!?
今、日本で流行している第2波は、今年の初当に流行したものと、すでに型が違っています
日本型といってもいいんじゃないでしょうか。
この日本型、統計的な情報では、海外のものより重症化率や死亡率が高くなく、また、無症候性感染者も多いようで、日本人とは相性がよさそうな、そんな気すらするようなウィルスになってきています。
しかし、じっさいに罹患して、発症した方の様子、話しを聞くと、そんな甘っちょろいウィルスでもなさそう。
「インフルエンザの10倍つらい」
「こんなだるい風邪はじめてひいた」などなど
そして、後遺症
治ったものの、後遺症に苦しむなんて普通の風邪では考えられないことですね。
「頭痛もちになった」、「ちょっと疲れるとすぐ熱が出る」、「以前より疲れやすくなってしまった」などなど。
ほかにも、人工呼吸器やECMOのお世話になった人は、その合併症や後遺症に苦しむ人も、、、。
そうでなければ、助からない風邪ですから、侮るわけにもいかないようです。
いつか、ひくかもしれないので、恐れていては始まらない。
だけど、できれば引きたくない風邪ですね。
インフルエンザ!?
この冬、インフルエンザの流行に、新型コロナの流行が重なることを、政府も医療従事者も恐れています。
次の変異したコロナが、より凶悪なウィルスにならないとも限りません。
新型コロナにインフルエンザを合併したら!?
楽観視することは簡単ですが、それは、我々の役目ではありません。
想定できる一番良くないことを、どうやって回避してゆくか? それが、私たちのプロとしての仕事です。
しかし、まだ、なにもわかっていません。
人類は、この脅威に、どう対抗するべきか?
手探りですすんでいくしかありません。
ワクチン
新型コロナのワクチンが、はやければ、この1〜2ヶ月でアメリカで接種開始されるようです。
ちょっと一安心。
でも、まって!
そのワクチン、本当に効果あるのでしょうか?
おそらくインフルエンザワクチンと同様に、このワクチンも「コロナにかかっても重症化しにくい」といったワクチンになると思います。
そうなると、その効果に、個人差やバラつきがあってしかるべきかもしれません。
また、副反応(副作用)も、個人差やバラつきがでるものと予想されます。
ワクチン完成には、匙加減が必要なのですが、今回は、その時間が人類にありません。
数年で、よりよいものに改良されるかと思いますが、いたしかたありませんね。
コロナ関連の話は暗いものになりがちですね~次は、楽しい話題にしたいと思います( ´∀`)