皆様こんにちは。筬綾レジデンスの大家でございます。
古い写真を整理していましたら懐かしいものがでてまいりましたので、しばらくの間お付き合い下さい。
30年前に友人たちと北海道を車で旅行してきた時のものです。
現在、車で北海道に行くにはフェリーを使うしか方法がありませんが、バブル時代の当時は「カートレイン」という車を乗せる貨物車に寝台車が連結された列車が東京の恵比寿駅から札幌の白石駅を結んでいました。
恵比寿駅にガーデンプレイスは未だなく、ビール出荷用をルーツとする貨物駅から午後1時頃に出発して東北本線をのんびり走り、完成して間もない青函トンネルを抜け、 翌日の午前9時に白石駅に到着するというものでした。
それから道央を中心に毎日200から300キロを走破するという強行軍でした。未舗装路も多く、タイヤで跳ね上げた砂利で買ったばかりの愛車が傷つかないかと冷や冷やしながら走ったのを覚えています。
結局10日間で約2000キロ以上を楽しく走り切り、帰りは苫小牧からフェリーで帰って来ました。
今から考えれば学生の分際で豪華な旅行が出来たと思っています。また、このとき に旅行の手配をしてくれた友人は後に大手旅行会社に就職したのでした。