スタッフブログ

2021.5.3 人事・広報

Windows10 1909から20H2にしたら起動しない(自験例) 

こんにちわ。こもれびクリニック院長の寺島です。

医療法人のブログだが、困った誰かの役に立つ情報になれば。

(困った方が、できるだけいないのが望ましいが)気にしてる方は少ないだろうけど

Windows10 1909のサポート期限は(2021年05月11日)。それが近づいたので、そろそろしなきゃと思って、20H2にupdateしたらパソコンが起動しなくなり、週末がつぶれてしまった。

(1909、20H2、、、って----このブログの下部をみてね)

色々調べて、復旧できたので、その対処を症例レポートとして。

PCの電源をいれると本来は、

1 メーカーロゴが表示

2 中央下に点がサークルを描きながらくるくる

3 ログイン(サインイン)画面

と進むが、20H2にupdateしたら、1の画面のまま進まなくなった(おいおい)。UEFI(やMBR)の問題か、物理的に運悪く壊れたか、、、、。

(幸い、文書等データは、NASに入れていて、パソコン内のデータは消えてもok状況)

とりあえず、1年前にMacriumReflestでとったバックアップ(1909)にリカバリー。

おう、普通にwindows起動した。パソコンが機械的に壊れていない可能性が高い(ほっ)。

ここから、windows updateして、更に20H2へのアップデートまでして、

(高速スタータップはオフの設定状態で)シャットダウン。

あー、バックアップとってて良かった。作業終了。

再度電源を入れたら、ん、んん、んーーーーーーーーーー!

1 メーカーロゴが表示 で止まってしまった。

うーん、リカバリー前と同じ状況だぁ。

 

この状態から復旧作業開始。

(※今回のトラブルとは関係ないかもしれないが、SecureBootはdisnableにして復旧作業を行いました。)

 

手順1 <<スタートアップの修復>>

手順1-1

1や2の状態で、電源ボタンを長押して強制電源オフを2回繰り返すと、

3回目にwindowsの自動修復が起動される。(自動修復を準備しています。と 点のサークルくるくるが表示:通常1-2分以内に次に進みます)

→(PCを診断中)→(自動修復)

と画面が進んでいく。

※自動修復を準備しています から進まないとき(今回これにも遭遇)は、

上記の電源強制オフ、電源オンを繰り返したり、

UEFI(or BIOS)設定に入って、そこからoverRideでwindowsのドライブからの起動を、

繰り返し行ってみるとうまく進むときもあります(ありました)。

手順1-2

(自動修復)のブルー画面になったら、

詳細オプション→トラブルシューティング→スタートアップ修復を実施。

それが終了し、再度上記の詳細オプション等の画面になったら、

再度、スタートアップの修復を実施。

そこで、問題が発見されないときは、

”スタートアップ修復で PC を修復できませんでした”と表示される。

(問題が見つからないから大丈夫、って、でもこの表記ってどうなのさ。ねぇ。)

 

ここまで来たら、続行して、通常のwindowsの起動が出来た。

 

手順2 <<SFC(システムファイルチェッカー)で修復>>

※DISMはオンライン(インターネットにつながった状態)で実施(オフラインでの方法もある)。

手順2-1(管理者で コマンドプロンプト を起動)

(コマンドプロンプトの起動方法は、

検索ボックスにcmdといれて、ctrl+shift押しながらEnterまたはコマンドプロンプトを右クリックで管理者として実行)

 

手順2-2(DISMを実行)(管理者:コマンドプロンプト)のwindowで下記コマンドを入力しDISMを実行

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

 

手順2-3(SFC=システムファイルチェッカーを実行)(管理者:コマンドプロンプト)のwindowで下記コマンドを入力し、システムファイルチェッカーを実行

sfc /scannow

今回は、これでエラーが見つかり修復された。

 

※管理者でコマンドプロンプトのところは、

WindowsPowerShell(管理者)でもokらしいッス(モヤモヤする?)

自分で試してないので、、、。以上で、今回は復旧できました。

 

今回のトラブルは、

update前に、スタートアップやシステムファイルが壊れていたのか、

20H2にupdateで壊れたのかは、検証してませんが、

OSのメジャーupdate前には、

手順2をして、トラブル発生確率を下げてから、実施するのがよいかも(予防が大切←何事も、これ大事)。

(※以前に、今回の端末以外で複数台、1909から20H2にupdateしましたが、今回が初トラブルでした)

 

 

<おまけ1>京セラの複合機等で、ブルースクリーン出て強制再起動され、印刷できない不具合。

 

2021/3/10の更新プログラム

20H2では(KB5000802)、1909では(KB5000808) がインストールされた状況で発生。

 

この問題を解決する更新プログラム

20H2では(KB5001567)(KB5001649)、1909では(KB5001566)(KB5001648)と京セラのHPに情報がありました。

 

 

<おまけ2>Windows10のバージョン履歴

 

バージョン(名前 リリース時期)

10.0(リリースバージョン 2015年07月)

1511(November Update  2015年11月)

1607(Anniversary Update 2016年08月)

1703(Creators Update      2017年04月)

1709(Fall Creators Update              2017年10月)

 

以後から、月 年 updateに名前が変わりました

1803(April 2018 Update   2018年04月)

1809(October 2018 Update            2018年10月)

1903(May 2019 Update    2019年05月21日)

ここまではすでにサポート終了

 

バージョン(名前 リリース時期 サポート期限)

1909(November 2019 Update        2019年11月12日           2021年05月11日)

2004(May 2020 Update                   2020年05月27日           2021年12月14日)

以後からバージョン表記が変わりました。

20H2(October 2020 Update           2020年10月20日           2022年05月10日)

※20H2は、内部バージョン表記では2009となってます。

 

 

今回の記事は、

筑波のTでした。TのT = TT  =(T_T) (善逸じゃないからなっ)

 




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