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2024.3.25 ホームページ

Give 分人 我以外皆我師 レインボー

ねば~る君って知ってますか

納豆をモチーフにした茨城県の非公認キャラクター
粘り強く努力家である反面、落ち込みやすい正確であり、引きこもりだった過去もある、納豆で世界の平和を願っている

だそうです。
ネバーギブアップの根性がありそうですね。
根性論は時代錯誤で、Give upの語源も知らないからGiveから展開。

メジャーなところだと、
アダム グラント著の「GIVE & TAKE」あたりでしょうか。

さて、コミュニケーションでのGiveについて

「まず、ちゃんと聴く。」(櫻井将 著:日本能率協会マネジメントセンター)に

自分の関心や悩みを話せる場を提供すること自体がGiveとなる。
そしてもちろん、話を聴くことで、その悩みや関心事の解像度が上がることもGiveだ。
解決策や良いアドバイスが出せれば再考だが、もし解決策を出せなくても、良いアドバイスができなくても、話せたこと、解像度が上がったこと自体がGiveとなるのだ。

の内容の記述があり、その直前に

ビジョンを描き、逆算的に目標をブレイクダウンする=バックキャスティング(タイムリバーサルとほぼ同じ)がよしとされてきたが、変化が激しい時代においては適応しづらくなっていて、価値観からフォアキャスティングする方法=自分の大切にしていることを仕事と紐づけて、価値観を満たした仕事を積み上げていくことで自立的は働き方を作っていくというアプローチ

変化の激しい時代に、ビジョンを描きがたく、描けないと理想と現状のギャップに注目することも困難なので、相手の肯定的意図を聴き、それが周囲に建設的に発揮された仕事や振る舞いに対してポジティブなフィードバックをすることが、今の時代と相性の良いGiveの形なのだ。

なるほど、、、わかったような、わかったふり、、、ですが、
Give
→解像度が上がる(ヴィジョンが描きやすくなる)
→成長につながっていく

「まず、ちゃんと聴く。」からもう一つ

相反する考えの自分(ダイエットしたい自分 vs お菓子を食べたい自分)
は共存し、いずれも自分を幸せにしたい肯定的意図を持つ自分として扱う
につながる部分として次が紹介されていた

「私とは何か「個人」から「分人」へ(平野啓一郎:講談社現代新書)」
の”まえがき”から

本書の目的は、人間の基本単位を考え直すことである。
日本語の「個人」とは、英語のindividualの翻訳
individualは、in(否定の接頭辞)+dividual(分ける)
語源は、直訳するなら「不可分」
「個人」の抱える様々な問題は、実は、この見えなくなっている語源にこそ隠されている
身体を考えてみるならば、分けることができない
‥‥
人格はどうだろう?
対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である
「分人(dividual)」という新しい単位を導入、人間を「分けられる」存在と見なす
一人の人間は、複数の分人のネットワークであり、そこには「本当の自分」という中心はない

と記載されていて、筆者の意図とは違うかもしれませんが、
分人という概念を取り入れることで
人には、いろいろな面があることを、意識的に認識、理解しやすくなり
それに加えて

”我以外皆我師(ワレイガイミナワガシ)”
「自分以外の人はすべてが、自分の足らないことを教えてくれる先生」
という意味(吉川英治先生(小説家)が好んで使った言葉と言われている)

 ”三人行えば必ず我が師あり(論語)”

と思いながら様々な方と接すると、
心穏やかに過ごしやすく、より賢明になるのではないでしょうか

”忙しいから、勉強なんて、読書なんて、自己研鑽してもしょけん”
と成長につながる行為に及び腰になりがちですが、

読書、勉強、遊び、休息、仕事など様々な行為について、

「ライフ ワーク バランス」
対立概念(ライフ vs ワーク)や独立行為のように捉えがちなところを、

「ライフ-キャリア-・レインボー」
(心理学者 ドナルド E スーパー氏)
人は、人生に置いて「多重役割」を果たしながら生きていて、どれか1つの役割が終わると次の役割が登場するのではなく、役割の比重は様々に変化しながらも、いくつもの役割が同時に存在する

のように、色々なことが同時に存在、重複しながら人生を営んでいる事に気づくことで

自分磨き→所属環境に貢献→社会貢献→欲求の充足→自己肯定感up→成長

とつながるのではないでしょうか

引用ばかりで読みにくかったと思いますが、どこか1つでも頭の片隅に引っかかってもらえるところがあったら幸いです

 ---=<最後に、おすすめの2冊>=---

人は成長していくとやがて老化していきますが、
老化は未曾有のことではなく予測の範疇
関わる方、自身の心構えの一助として
「人はどう老いるのか」(久坂部 羊:講談社現代新書)

世界2600万部の大名著ベストセラー!
の新版が2024年1月に発行されました。
認知バイアスがかからないように説明を省きますが、
とにかく良書
「小さいことにくよくよするな!―しょせん、すべては小さなこと 新版」

(リチャード カールソン 著、小沢瑞穂 訳:サンマーク出版)

<<皆様の、生活、人生の営みが豊かになりますように>>

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