スタッフブログ

2019.2.11 理事長

コレステロールの原因は?

こんにちわ。理事長塚本です。

今日も雪が降っておりますね。足元には十分お気をつけください。

さて前回に引き続きのお話をさせて頂きたいと思います。

コレストロールの原因は?という事でコレステロールは、ホルモンの原料。

肝臓で、代謝され、胆汁とともに排出され、さらにそのまま腸で吸収するため腸=肝循環などとよんでいます。

血管に沈着した油や異物を回収する役割をもっているのが、HDL=善玉コレステロール。

逆、血管に油を沈着させ、動脈硬化を促進するLDL=悪玉コレステロールなどがあります。

最近では、VLDL=超悪玉コレステロールなども、重要視され、健診などでも測定するところが増えてきています。

これらのコレステロールは、体内⇔肝臓を行き来して、代謝され、やがてホルモンへと変わります。

副腎ホルモン、性ホルモンなどが代表例。いずれも、若々しさや、元気のもととなるホルモンです。

男性でも同様ですが、女性で更年期を向かえ、性ホルモンが作られなくなると、材料があまり、コレステロールが高くなる傾向があります。

そのため、近年では、閉経後女性と閉経前女性で、コレステロールの基準値を見直そう!とか、閉経後の高コレステロール血症がどのくらい動脈硬化性疾患に影響を与えるのか?といった研究をするようにしています。

が、「なんで、更年期だけ対象にするの!?それって差別じゃない!?」なんて反対があって難航しているとか、いないとか(笑)

次回は中性脂肪のお話もさせて頂きます。

 

2019.2.11 理事長

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