理事長の塚本です。最近ではとても気になる高脂血症についてお話致します。
高脂血症とは、細胞レベルで新陳代謝に異常がおこっていること
一概に、高脂血症とよんでも、じつは、いろいろなタイプがあります。
医学的には、㈵〜㈸型まで分かれていますが、ざっくりと、中性脂肪(トリグリセライド)が高いタイプと、コレステロールが高いタイプに分かれると思ってください。
中性脂肪と、コレステロールは、体内の代謝においては全くの別物なのです。
ざっくりいえば、中性脂肪は、エネルギー源。コレステロールは、ホルモンの原料。
どちらも、血管に沈着すれば、その部分の血管に炎症をおこし、プラークというものを形成します。
プラークは、動脈硬化の直接的原因であり、さらにプラークそのものが細い(細くなった)動脈に詰まって、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことが知られています。
血液検査しないとわからない高脂血症。
しかも、自覚症状は、ほぼ皆無!
ところが、こんなに、病気と密接に関連しているなんて、ビックリですね!?